シーン005:「心の栄養」

お当番 : りょーじ

 四月に入り、新生活が始まった方、多いんじゃないでしょうか? 僕もそんな中の一人で、慣れ親しんだものたちと別れ、新たなことに挑戦し始めている真っ最中です。

 けれども、そんな慌しく変わる毎日の中で、変えたくない時間というものはあるもの。 それらは人によって様々であり、くつろぎの時間とか自分の時間なんて呼ばれたりしますが、 どんなことをやるにせよ、自分のためだけにさく時間ってものすごく贅沢な時間ですよね。 僕の場合は、部屋の温度を適温よりちょっと低めに設定し、ジャズやボサノバをかけながら、 八千円も出して買ったお気に入りの椅子に座って、豆から挽いたコーヒー片手に本を読む。 そんな贅沢をするように心がけています。誰かが言ってました。「退屈な午後は心の栄養」だって。 ホント、そう思います。

 そんな時間の中で、僕はやっぱりというか、もう習慣なんでしょうね、 読む本は大抵芝居の戯曲なんです。 いろんな人の作品を読むんですが、いつでも「シブパでやるならこの役はこの人だな」とか 「このシーンはこう演じたらすっごくおもしろくなるな」とかって考えちゃう。 すると自然と2〜7人の少人数芝居を好んで読むようになるんです。 だって自分の劇団よりもキャストの多い芝居読んでも、上演できませんから (やり方次第でしょうけどね)。

 「忙しい」とは「心」を「亡くす」と書きます。 みなさんも退屈な午後にお気に入りの空間で、心の栄養補給、忘れないでくださいね。