シーン134:「初」

お当番 : のりか


  『初公演』は観るのもいいけど創るのも楽しかった。 前回の公演では観客側で観ていた私。 『初ブース』今はブースで創る側として観ている。そう思ったら鳥肌が立った。 『初音響』自分の失敗で舞台が壊れると思うと怖くて堪らなかった。 けれど自分のスイッチ一つでさらに舞台を盛り上げられる! そう思うと緊張もしたけどそれ以上に興奮してワクワクが止まらなかった。 『初前説』芝居を待つ観客席の方を舞台側で観ることができ上演前の観客席の ドキドキ感や、ワクワク感を感じることができた。 たくさんの方が観に来てくれて嬉しかった。

  何もかもが初めてで稽古も準備も公演も片付けもすべて勉強になった。 いつもの日常のとは違う世界は楽しかった。

  昔、学校の先生に『緊張感を楽しめ』と言われた事があった。 発表会、運動会、表彰、卒業式、受験子供の頃は自分が主役になれる瞬間が たくさんあって緊張する事もたくさんあった。 大人になって楽しめる緊張感はほとんど無くなってしまった。 公演の時の緊張感は嫌だけれど、今この時その緊張感を楽しめるのも、 またいいものです。

  『初めて』って緊張するし、不安になる。 けれど知らないことを知るってワクワクする。

  シブパはそんなワクワクを見つけられる場所。 役になりきれる劇団員も、公演を支えてくれる方々も、 楽しみに観に来てくれる方に刺激を受けた。 次ももっと頑張ろうと思った。


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