シーン156:「侍ジャズ」

お当番 : りょーじ

  劇団シブパ第15回公演『Masquerade〜マスカレード』が無事、幕を下ろしました。 ご来場いただいた皆様をはじめ、今公演に関わっていただいた全ての皆様、 関われなかったけれど気に留めていただいていた皆様、本当にありがとうございました。

  私はいつも演出をさせていただく際、テーマソングらしきものを決めます。 音楽は戯曲のイメージを広げてくれるとともに、作品の落としどころを絞り込んでくれるからです。 一本筋の通った作品を創るため、私の芝居創りにとって、音楽は大変役立つツールなのです。 で、今回チョイスした曲は「侍ジャズ・バンド」と呼ばれるグループの作品でした。

  2003年の1月、第4回公演「寝られます」の稽古のために主宰と館林へ向かう車中で、 このバンドの曲を聴いていました。今でも覚えています。
   私:「俺、このバンドの曲が似合う芝居 やってみたいんだよねぇ。」
   主宰:(間髪入れずに)「いさをさんのやつなんかいいんじゃない。」
   私:「ああ、なるほど。」
その時の何気ない会話が、およそ10年の歳月を超え、形となりました。 いやぁ、思い続けていればいずれ叶うっていうあの言葉は本当だなと、 しみじみ感じたものです。

  そんな位置づけもあり、第15回というちょっとした節目にもなった今回の作品 『Masquerade〜マスカレード』。無骨で昭和な男たちを演じるのは非常に心地よく、 ちょっと古めな、けれども一生懸命な姿は、ある意味で「侍」と重なるところも あったのかもしれません。積極的に関わることのできた本作への出会いに 感謝をしつつ、これからも芝居創りに精進していきたいと思います。

  皆様、本当にありがとうございました。


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