シーン167:「迎春 〜ハルを迎える〜」

お当番 : しんご


あけましておめでとうございます。
皆様、どんなお正月をお過ごしでしょうか?

私はと言えば、3年ぶりに演出をさせていただくことになった次回公演を2月に控え、 毎日でも稽古をしたい気持ちを抑えつつ、年末年始のバタバタに揉まれています。
シーン166で、「これが、年を経る、っていうことなのですね」と りょーじが書いていましたが、「年男」を終え、 気力や体力の低下にそれを強く感じるこの頃です。

そんな中、年末に家族でスキーに行ってきました。

「それが?」 という反応がほとんどかと思いますが、私にとっては一大イベント。
何故なら、面倒くさがりで、寒がりで、どちらかと言うと運動神経も良くない方で… そんな私がスキーに行っことは、これまでたった3回程度。 しかも、最後に行ったのは、記憶を遡ること二十云年。
それはつまり、「やったことがない」という範疇なのです。

結果は…。
天候にも恵まれ、これが思っていたほど散々なものではありませんでした。
初級者コースを未就学児と一緒に滑る程度ではありましたが、 スキーを楽しんでいる自分がそこにはいたのです。
もちろん、その後には体力と疲労回復力の低下を痛切に思い知らされましたが、逆に
まだまだ気力は衰えていないと感じられる嬉しい誤算もありました。
「スキーに行きたい!」という家族の気持ちに応えたい。
そんな気概が、昨シーズンまでのネガティブさを上回っていたのだと思います。

これは、次回公演に向けての自信にもつながりました。
大切なのは、己を知り、その時々の最高のものを出していくことなのだと。

最近リニューアルした劇団HPの劇団員紹介の中に、 「劇団内での自分のポジション」という項目がありまして、懲りもせずに引き続き、
 「 ボランチ または 『海〇紀』のニッカ 」
なんて書いてしまいました。
「ボランチ」のポジションは、劇団の旗揚げ以来担っているという自負があります。
ですが、もう一方の「ニッカ」については…最近では、 あるいは随分前からとも思いますが、すっかりりょーじが担っているにもかかわらず、です。
加齢による気力や体力の低下に抗いつつも、やはりここは己を知り、 見栄を張らず、そろそろ「ハルじい」を目指そうかと、そう思う新年の幕開けなのでした。
(『海〇紀』ネタ、知らない方はごめんなさい。)

2012年が皆様にとって素敵な一年となりのますように。
今年も劇団シブパを、どうぞよろしく。


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