シーン203:「思い出と。」

お当番 : しんご


あけましておめでとうございます。
皆様、どんな正月を過ごされたのでしょうか。

ちょうど20年前の1993年の正月。
私は芝居熱に侵されていました。
「こんなことをやりたい。あんなこともやってみた。」と、無知ゆえに高揚していました。
それは、その前の月に初めてプロの劇団の公演を観て、大きな影響を受けた直後だったから…。

アルバイトで貯めた小遣いで、初めて東京へ観劇をしに行きました。
高校演劇で時々上演されていた劇団を『ぴあ』で調べて行きました。
新大久保にある東京グローブ座でした。
観劇の前も後も、恥ずかしいくらいに興奮していました。

そんなことがあってすぐの正月でしたから、もちろん勉強などせず、 冷めない興奮とやりきれないもどかしさに苛まれていました。

あれから20年。
あの時一緒に観劇した仲間と、今もこうして芝居を続けています。嬉しいことです。

この年末年始は、昨年の終盤に起こった様々な出来事の影響なのか、 自分を振り返る時間となりました。
素敵な思い出もあれば、そうではない思い出もありました。
浮かんできた思い出の中には、かなり希薄になったものも沢山ありました。

でも、あの時の観劇後の興奮とその後の高揚は、今でもはっきりと覚えているのです。

2013年。
後になって振り返った時に、素敵な思い出として残る一年にしたいと思います。
そして、皆さんの思い出に残していただけるような芝居を創ってきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。


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