シーン237:「たぶん、偶然で、でも。」

お当番 : しんご


先日、安中で開催されたチャリティーイベントの一環として演劇の公演がありまして、 他の劇団員と共にスタッフとしてお手伝いに行ってきました。
振り返ると、とにかく“縁”というものを感じる公演でした。

今回の上演作品は、鴻上尚史作の『トランス』でした。
これは、劇団シブパが旗揚げ公演で上演した作品でした。
イベントの主催団体に所属する「立原雅人」役の役者さんの、 この作品に対する想いから企画された公演とのことでした。
「紅谷礼子」役は、シブパの第19回公演に客演いただいた方でした。
「後藤参三」役は、シブパから我らがりょーじが客演いたしました。
演出は、シブパの第12回公演に客演いただいた方でした。

公演会場は、安中市文化センターでした。
今から21年前、シブパ主宰の赤石たちと当時立ち上げた高校の演劇同好会で、 初めて高校芸術祭に参加した時と同じ場所でした。
ちなみに、青山円形劇場で『トランス』が初演されたのも、この年でした。

そんな思い出の作品を、思い出の場所で上演することに携われたことが、 とても有難く感じられました。
沢山の“縁”と“必然”に導かれているのだということ、改めて感じさせられました。

シブパの前回公演のチラシを関係者に届けに行った際にたまたま居合わせたことが きっかけで『まほろば』の公演に足を運んでくれた方が、今回イベントの実行委員として 参加し、演劇公演に関しては主要スタッフ兼ちょい役として活躍されていたのですが、 その彼が打ち上げの席で、「『まほろば』を観に行っていなければ、 今回参加していなかった。参加出来てとても良かった。」 と話してくれたことを とても嬉しく感じました。
これも、やはり“縁”であったり“必然”であったりするように感じる出会いでした。

公演を終えて…いや、終える前からか、
「あなたのそばに私がいること
 私のそばにあなたがいること
 すべてはそこから始まるのです。」
いつかまたシブパの舞台でこの台詞と再会したいという想いを強くしたのでした。


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