シーン245:「シルバーウィーク」

お当番 : 加庭 奈央

前回、原稿を書いていた時には梅雨の話をしていたのに、 気がつけば天気予報でも秋晴れなんて言葉が使い始められる時期になっていますね。 朝晩は毛布にくるまってる私がいます。
…時間の流れが早い、早すぎる…

ちょっと前ですが、9月のシルバーウィーク中に1日だけ、 栃木県鹿沼市へ災害ボランティアに職場の先輩に誘ってもらい行って来ました。
先輩の車に乗せてもらい8時くらいには到着。 受付にはすでにたくさんの方が並んでいました。
私たちは被害が大きいと言われていた地区に行くことになりました。
マッチングといって、そこで初めて会った人たちとチームを組み、 乗り合わせで現場まで行きます。
私がご一緒させてもらった人たちは、 皆さん災害ボラのベテランさんでとてもてきぱき動いてました。
現場は、パッと見では特に災害地区とは感じない外観でしたが、 庭や家の中を見せていただくと、ほとんどのお宅は1回は使えない状態で 2階で生活しているとのことでした。
数十人で丸一日かけて床板を外したり、泥を出したり、 使えなくなってしまった家財道具を集積場に持っていったり…。 それでも1日で終わるわけもなく…。
実際にその場所に行って、そこで生活している人と話をして、 ニュースで見るだけではわからないことを勉強させてもらった気がします。

そして、何よりボランティアの人たちがみんな休みも惜しんで動いていること、 それを見た重機を持ってる業者さんが予定にない私たちの地区の手伝いをしてくれたこと、 災害に遭われた家の方々が、一番大変なはずなのに笑顔で 「ありがとう」「助かるよ」「ちゃんと休んでね」と気遣ってくれること、 理屈じゃなく人の力ってすごいと実感する一日となりました。

いつもはお家に引きこもりの加庭ですが、こんな休日の過ごし方もいいな と感じたシルバーウィークでした。


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