シーン266:「芝居のみかた」

お当番 : 加庭 奈央


この1年くらい、県内のアマチュア劇団さんや 東京でプロの役者さんのお芝居を観る機会が例年より多かったように感じます。

私が初めてしっかりお芝居を観たのは高校生の頃でした。
演劇部へ入部した時に先輩方が練習してた作品が、 その1年後オリジナルの劇団で再演することになり、部員と観に行ったんです。
その頃は、ただ「お芝居が観たい」「ビデオで見た役者さんをナマで見たい」なんて気持ちが強かったなぁ。

今でもその気持ちもしっかり持っていますが(現代はビデオではなくDVDの時代ですね…)、 少し見方が変わった自分に最近ふと気づきました。
いつの間にやら「この台本をシブパでやったらどんな風に表現できるんだろう」とか 「こういう表現できるようになりたいな」とか照明や音響、セットが気になっちゃったりとか…
ただ楽しむことから、自分のスキルアップの一つのツールになっているように感じます。
お芝居を観る機会が多かったこの1年は、振り返ってみたらいつもそんなことを考えてたなぁと しみじみ思い出してみたりしてます。

まぁ、ただ観ただけでスキルアップになるんじゃなくて、 そこで感じたものを自分なりに咀嚼して、日頃の稽古で訓練して自分のものにしなくちゃな訳で。
いろいろな刺激を受ける機会は嬉しいことにどんどん増えているので、 自分のスキルにしていくという次のステップに力を入れていきたいなと企んでいる今日この頃です。

今後、また役をいただけることもあるでしょう。 その時に、今までの作品を見てくれた方に『おや?なんか変わったな』と感じてもらえるように、 たくさん吸収して私らしいお芝居を見つけていきたいなぁ。
…なんか、芝居をたくさん観る機会もだけど、客演で参加してくださった人たちとの出会いや、 そこから派生して生まれた出会いからも大いに影響を受けているなと、このコラムを書きながら感じました。

よーし、今年も芝居づくりを思いっきり楽しむぞ〜〜〜!!


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