シーン281:「焼きたてパンの香り、献立を考えるお母様方の気持ち。」

お当番 : りょーじ


 突然ですが…。男性諸氏、家事、やってますか?

 普段、お芝居のことを好き勝手やらせていただいている身で、休日に家族と家にいると、「お前も家事手伝えよオーラ」をひしひしを感じることになります。「これもお芝居のため」、そんな想いで家事の一端を担います。

 最近、私の休日のお手伝いは、「朝食の買い出し」です。私の家の近所(でもないのですが、車で10分弱のところ)に、朝7時半から営業しているパン屋さんがあります。ここに朝食の主食となるパンを買いに行くのが、私の最近の日課となっており、そこで私は、ほのかな幸せを味わっております。
 日曜日の朝の品揃えがとても豊富で、ほぼ毎週通っているのに、その都度新しいパンが店内に並んでいます。ホッカホカの焼きたてパンの香り、そして、目移りするほどの数あるパンの中から今日のお気に入りを選べる幸せに、思わず顔がほころびます。

 「家事」ってなんとなく、「嫌々だけど、やらなきゃ困るもの」っていう位置づけだったりしませんか? そんな認識でいた私は、この「朝食のパンの買い出し」を行うようになって、認識を改めました。
 何でもそうですが、朝食の準備にせよ、楽しめる形で行えばいいんだなと思えるようになり、家事もどうせやるなら嫌々感を感じながらするのでなく、工夫して楽しめる形にもっていけば良いのだなと考えるようになりました。

 そして、そんな見地から世のお母様方が献立を考えるその様子を察するに、おそらく皆さん、そのように工夫されているのだろうなと。毎日、嫌々を感じているわけでなく、上手に楽しみながら買い出しをしているのではないかなと。
 逆に、そう思えずに家事に向かっているお母様方がいるのであれば、毎日相当辛いだろうなと。世のお母様方(あるいは主夫の皆様)が当たり前にもっているであろう意識に、40歳に近づいてようやく気付くという…。自分もまだまだだなぁ、と反省をしたりします。

 ともあれ、きっと今週末も馴染のパン屋さんで、焼きたてパンの香りを楽しんでいる私がいることでしょう。今度はどんなパンが並ぶのかな。



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