シーン292:「マニアックなお話〜鉄道写真A〜」

お当番 : 舘川 トモヒロ


こんにちわ。舘川です。
興味のない人には読み飛ばされそうなお話の続きです。

さて、地元群馬といえば名峰 谷川岳がありますね。
群馬といえば上毛かるた。上毛かるたで言えば谷川岳は・・・
「み」ではなくて「る」ですよ!(鉄な人はそうであると信じたい)
上越線が上下線ともにグルグルと山の中をループしながら難所を越えるのですが、所謂「清水トンネル」です。
これが本当の難所なわけで。

雨や雪など、悪条件化では寝台列車や貨物列車など機関車が牽引する列車は水上をすぎると勾配がきつくなる為、 空転を起こすと前に進まなくなり、あげく水上まで戻ることもあるそうで。 空転を防ぐ為の砂撒きとブレーキ弁操作、まさに運転士は峠越えの職人なのです。 今日はそんな谷川岳を越える機関車にスポットを当てましょう。

鉄道写真仲間の間では、谷川岳に位置する峠(三国峠)を「上越国境」と呼んでいます。 この国境を越えてくるEF64型電気機関車(通称:ロクヨン)が最高にCOOLなのです。 独特なブロワという機械の音を響かせて、土樽付近にある清水トンネル出口から飛び出す姿は圧巻です。

この機関車は、元々山岳地域の山越えをするために設計された機関車なのです。 かつては、水上駅と石打駅にそれぞれ機関区が存在し、峠越えの時だけ専用の機関車を増結して国境越えをしていましたが、 輸送効率向上の観点から新型機関車としてロクヨンが登場したわけです。
と、言っても基本設計から40年くらい経過しており、旧型扱いですが。。。

今では廃止されてしまいましたが、高崎線から上越線を経由していた最後の寝台列車「あけぼの」がロクヨンの客車列車だったのです。 特に、国境を越えて清水トンネルから飛び出してくる「あけぼの」は冬になると、深々と降り注ぐ雪の中を力強く走っていく姿が撮影できます。 雪が降れば週末の夜は決まって湯沢にいました。

湯沢に23時ごろ到着し、仲間とラーメンを啜り、0時には土樽のトンネル出口で下り「あけぼの」を撮影。 仮眠を取って4時頃に上り「あけぼの」を撮影、その後、ロクヨンが充当する霜取り列車を越後中里で撮影して7時ごろには湯沢を出発して帰路につく。
ほぼ・・・毎週(苦笑)

だんだん、「あけぼの」以外で活躍するロクヨンの姿をファインダーに収めたくなり、旧型客車の配給回送やカシオペアクルーズなども撮影しました。 上越線の貨物列車も、ロクヨン重連(機関車が2両で牽引する)の貨物列車だったのですが、 残念ながらこちらは撮影する機会にあまり恵まれず、新型の機関車に置き換わってしまいました。

私、文章書くのって得意じゃないので魅力を伝えきれませんもんで。今回も写真を紹介します。 ほとんど群馬県内か新潟県内で撮影したロクヨンの記録です。
ちなみに、今回掲載する写真の中には、とある雑誌に見開きで掲載された写真もございやす。
ほんのちょっとだけ自慢です♪


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