劇団シブパ第24回公演のお知らせ


 暑い夏がやってまいりました。連日の猛暑日とは別に、群馬県内は今とても熱い演劇シーズンに突入していることを皆さまはご存知でしょうか。私の知る限り前回公演の6月から、このお手紙でお知らせしている9月の24回公演までの3ヶ月弱の間に、実に16団体の公演があります。この演劇シーズンを逃さず、たくさんの公演をご覧いただき、お気に入りの劇団や作品を見つけていただきますと、あるいは、この暑い夏の一つの思い出となるかもしれません。
 こんにちは。劇団シブパです。

 さて。
 「あれ? なんでこの人、自分ちの劇団だけじゃなくて、ヨソの劇団の宣伝をしてるんだ?」と思った方がひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんので、少しだけ説明させていただきます。我々劇団シブパは「娯楽としての演劇の地位向上」を目指して活動しています。基本的には私たちの公演をご覧いただいて、「趣味は観劇」という方が一人でも増えてくれたら嬉しいな…と思っているわけですが、私たちが望んでいるのは必ずしも「劇団シブパのファンが増えること」ではなく、「群馬県の演劇ファンが一人でも増えること」だったりします。より多くの方が演劇に触れる機会をつくれるのであれば、そのための努力はし続けたいな、と思うのです。
 今回、劇団シブパは「まーやの家の小さな演劇祭」(通称:まーや演劇祭)という企画に賛同し、参加することになりました。これは、日頃「まーやの家」で公演したり、関わったりしている団体で、文化祭のように同日(9月18日)に時間をずらして公演をしてみよう、という企画です。「まーやファミリー劇団」「やまねこ座-人形劇工房-」「劇団空奏列車」「劇団シブパ」の4団体が参加します。そしてこの企画は、私たちの想いである「娯楽としての演劇の地位向上」という目標にピッタリと合致するイベントだと思うのです。ある劇団のファンの方が、他劇団の公演をご覧いただける機会にもなり、「おっ、この劇団、面白いじゃん」と思えるきっかけにもなるのではないかと思うのです。
 さらに、この演劇祭に参加することで、劇団員の瀬山和美・沢村希利子・宮野圭輔・加庭奈央の4名が、他劇団さんに客演させていただくことにもなりました。シブパ以外の演出陣によって、各々の魅力がどのように引き出されるのかも、この演劇祭の楽しみの一つと言えるかもしれません。
 加えて第24回公演は、私 森田リョウジが台本を書くことに挑戦いたしました。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス ≒ 離れた相手とインターネット上で簡単にやりとりができるサービスの総称)から再会を果たす2人の女性の、ささやかな物語『オマージュ』。古典落語「猫の皿」から着想した、現代版あるいは劇団シブパ版の落語風公演『ねこさんの器』。これまでの劇団シブパで扱ってきた既成台本の公演とはまた違った面白さをご提供できることと思います。本2作品は、ギターの生演奏や映像表現とのコラボ、他分野の芸術である落語とのコラボなどにも挑戦した意欲作となっております。
 暑く熱い夏。「娯楽としての演劇の地位向上」を目指した私たちの新たな取り組みにご期待ください。

 では、美味しい紅茶の飲める店、楽しい企画に出会える店「まーやの家」でお会いしましょう。

平成29年7月吉日      
劇団シブパ代表 森田リョウジ



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